図形の名前って英語で覚えようと思うと、たくさんありすぎて全部ごちゃませになっちゃうことってありませんか?
私は使わない英語は忘れてしまって、どの図形がどの単語だったか全く分からなくなる時が多々あります。。
自分にそんな経験があるから、自分の子供には小さい時から自然と図形の名前を英語でも覚えてほしいと思いますよね!
私を含めそんなママパパの願いをちゃんと叶えてくれる英語絵本を見つてしまったので、その絵本の詳細をご紹介していきます。
さらにこの絵本には動物や色の名前も載っている良さに加えて、赤ちゃんから楽しめる仕掛け絵本になっているので、お子さんがハマること間違いなしですよ!
ECサイトではなかなか分からない、各英語絵本の内容の説明や、自分で読んだ場合の英語の難しさ、読み聞かせ方法、そして娘の反応がどうだったかをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目で見て手で触って、楽しく英語絵本をおうち英語に取り入れていきましょう♪
『COLOR ZOO』(カラー ズー)

著者:ロイス・エイラト
初版発行:1989年
出版社:ハーパーフェスティバル (ボードブック版)
サイズ:約17cm x 18cm x 1.4cm
ページ数:26ページ
値段:934円(税込)~ (※2021年5月現在)
こちらの絵本は1989年にペーパーバックが初版され、ボードブック版は1997年に出版されました。
1990年にはアメリカで最も優れた絵本に送られるコールデコット賞を受賞し、AmazonでもChildren's Zoo Booksカテゴリーの売れ筋ランキングでTop10には常に入っている人気作品です。
作者のロイス・エイラトさんはアメリカの絵本作家さんで、ビビッドカラーなどのはっきりした色を使ったり、ページをカットして仕掛けを作ったり、変わった形にしてみたりと、とてもユニークで子供の興味を引かせる個性的な作家さんです。
この『COLOR ZOO』もとてもはっきりした色使いがされ、図形の形に合わせてカットされていて、とてもユニークな作りの絵本となっています。

初めて見た時は、とても変わった色の使い方で不思議~!と、一度見ただけで忘れられないインパクトのある絵本だなと感じました!
この絵本は日本語にも翻訳されているほど人気作品で、日本語では『エイラトさんのへんしんどうぶつえん』として出版されていたようですが、残念ながら今はどこのショップもお取り扱いがありません。

出版されていた頃に購入していたら、日本語ではどんな絵本だったかご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
ストーリーはない絵本ですが、色んな図形と色を使って様々な動物の顔を描いています。
初めはたくさんの切り抜かれた図形が折り重なって動物の顔ができていて、ページをめくるたびに図形の数が少なくなって動物の顔が変わっていくという作り。
見開きで左側に図形の名前、右側に動物の顔とその動物の名前が書かれています。
そして絵本の最後に、図形と色、動物の名前の一覧が項目に分けて1ページずつ載っているので、この絵本に出てくる全てのものを一気に見ることができますよ。
(※ボードブックには一覧はありませんので注意!)
このブログでは著作権の問題で中身の写真が載せられませんが、Amazonのペーパーバック版だと少し中が見られるようになっているので、見てみるととてもユニークなのが分かりますよ!
(※ペーパーバックだけ超高額になっているので、間違えて購入されないようにご注意を!)
『COLOR ZOO』のポイント
『COLOR ZOO』のポイントと言えば、やっぱりこの色使いですよね!
全て単色で見開きの右側は1色のみの使用、左側の動物の絵もビビッドカラーの反対色を組み合わせているので、動物がとっても目立つように描かれています。

表紙を見た時点で紫にオレンジに緑に…、すごい色を合わせてるなと衝撃的でした。子供の絵本でこれほど激しい色の使い方はなかなかないですよね!
これだけ色がはっきりしていたら、子供の目が留まらない訳がないですね!
目がまだはっきり見えていない赤ちゃんでも、この色使いだったら様々な色が使われているのが分かって、絵本に集中してくれますし早いうちからおうち英語が始められますね。
そして絵本の中を開けてみると、動物の顔が切り抜かれた図形でできていて、さらにビックリ。
図形の形で動物が作られるとは思ってもみないので、 ロイス・エイラトさん の発想力は素晴らしいと感じました。
図形の形が切り抜かれていることで、見て触って図形の形を覚えることができるのに加えて次のページにその図形の名前を書いてくれているので、その単語も学ぶこともできます。
そしてその動物の名前も絵の下に書いてあり、絵を見ながらその動物の名前とスペルも学ぶことができます。
3匹の動物が出たところで、一旦その3匹の動物に使われた図形のまとめページがあるので、図形の振り返りができて図形の名前がとても覚えやすいですよ。
一覧で確認ができるのは、図形が10個、色が16色、動物が9匹。初めて図形や色の種類を学ぶにはちょうど良い数です。
子供向けに作られた優れた絵本ということで賞に選ばれたのも納得ができる絵本です。
絵本の英語と読み聞かせ方法は?
上記でも書いた通り、英語は図形と動物の名前しか出てきません!
色の名前は一覧の方に出てくるのみなので、絵本の中には出てこないですね。
ストーリーはない絵本なので、イラスト付き仕掛け付きの単語帳のような感じです。
動物の名前は聞いたことがある単語もいくつかあると思うので、それほど難しくはありません。ですが、図形の名前はちょっと難しいものもあります。
例えば、長方形の『rectangle』や八角形の『octagon』。
『rectangle』の発音は、「レクタンゴ―」で最後の「ー」の部分は舌を上あごと歯の間に付けます。
『octagon』の発音は、「オクタゴン」です。「~角形」は「~ゴン」の形式なので、これを覚えておくだけでも単語が覚えやすいですし、言いやすいですよ!

昔「ヘキサゴン」というテレビ番組がありましたよね!あれも「六角形」という意味なんですよ。
読み聞かせ方法としては、リズムよくはっきりと発音していくと楽しく読み進めていくことができます。
例えば、、
動物の部分は指をさしたり子供に触らせたりして、動物の名前を言う。
そして、ページをめくると左側に一つの図形が出るので、その図形の形を触らせながら、図形の単語を言う。など。
動物の鳴き声が分かれば、動物の名前を言った後に鳴き声を言うとさらに面白いですね。
できれば、英語圏の動物の鳴き方をチェックして言ってみると、英語と日本語の鳴き声の違いも分かって楽しいですよ。
例えば、『mouse』(ねずみ)なら、日本では『チューチュー』ですが、英語では『squeak, squeak』(スクイーク、スクイーク)になります。

動物の鳴き声は難しいので、無理に言わなくてもよいとは思います(;^ω^) 私は鳴き声が分からない動物もいるので、ほとんど言っていません。
動物の鳴き声を覚えて絵本の読み聞かせに入れたいという方や各単語の発音も知りたいという方は、CD付きをおすすめします。
Amazonや楽天にはCD付きは販売されていませんが、こちらのサイトで取り扱いがあるようなので、チェックしてみてください!
実際の娘の反応
娘がまだ10ヶ月の頃、この絵本の購入に至る前に図書館にたまたま置いてあったので、手に取ってみたんです。

毎回同じこと言っている気がするけど、、私ははっきり言って、あまり好みではないイラストでした…(;´∀`)
でも英語の絵本なので、とりあえず0歳の娘に読んでみたら、やっぱり仕掛けにハマりました。(笑)
まずこの派手な色の組み合わせが、娘の目を釘付けにしました。
赤ちゃんはほとんどみんなそうだと思いますが、私の娘ははっきりした絵や色が大好き!
0歳の時は特に視力が弱いので、絵が目立たないと目に留まらないんでしょうね。
このビビッドカラーの絵に加え、型が抜かれた仕掛けがまたさらに娘を喜ばせました(*‘ω‘ *)
この絵本を読む前から何冊か仕掛け絵本を読んで手で触らせていたので、どの絵本でもページを開いてちょっとでも凹凸があると、すぐ触るようにはなっていたんですね。
それもあってか、この絵本の仕掛けにもドハマり。
ページをめくってもめくっても穴が開いているので、止まらずずっと触っていました。
やっぱり目立つイラストと仕掛けは、最強タッグですね!!
それでこの絵本をすぐネットで購入して、娘のお気に入りの絵本の一つになりました。
1歳になった今でもよく仕掛け部分を触って自分で絵本を読んでいますよ!
この絵本は楽しみながら図形も色も動物の名前も学べてしまうので、本当に素晴らしい絵本だと思いました!
作りは絵本ですが、子供用の図鑑にもなるので、赤ちゃんや幼児だけでなく小学生にも英単語の勉強として役に立つ本になりますよ。
どこで買える?
この絵本は全ての有名ECサイト(Amazon、楽天、Yahooショッピング)で購入することができます。
(※Yahooショッピングは現在在庫がなくお取り寄せとなります。詳しくはサイトページをご覧ください。)
金額はやっぱりAmazonが最安値です!(※2021年5月時点)

英語絵本は大体Amazonが安いので、私はいつもAmazonで購入していますよ!
CD付きなら、こちらのサイトで購入することが可能ですよ。
是非お子さんの英語教育に取り入れてみてくださいね♪
参考文献
・Reading Rockets A video interview with Lois Ehlert <https://www.readingrockets.org/books/interviews/ehlert>2021年4月30日アクセス