大人の英語学習でも聞き流しが良いという意見もあり、実際にそういう商品も販売されていますよね。
赤ちゃんは読むことはできませんが聞くことはできるので、おうち英語を取り入れたいママパパなら、英語の聞き流しも良いんじゃないかと考えませんか?
私も子供には英語を話せるようになってほしいと考えていて、実際に英語の聞き流しはどうなんだろうと色々と論文なども調べてみた結果、聞き流しは赤ちゃんに良い影響があると分かりました。

それから我が家では、娘が生後3ヶ月頃から英語の音楽や会話をほぼ毎日かけて聞かせていますよ。
では実際に英語の聞き流しのどんなことが良いのか、この記事で分かりやすくご説明していきます。
赤ちゃんや幼児のうちから英語を取り入れて、楽しくおうち英語を進めていきましょう!
英語の聞き流しにオススメの英語教材はこちら♪我が家も効果が出始めています!
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赤ちゃんの耳はどんな言語の音も聞き取れる

生まれたばかりの赤ちゃんは、耳がとても柔軟でどんな言語の音も、スポンジのように吸収して聞き取ることができます。
言葉の意味を理解する前に、言葉の音の違いに敏感に反応して聞き分けているんだとか。

日本人が苦手な英語の『R』と『L』の違いも赤ちゃんは聞き分けられるみたいですよ!すごいですよね!!
でも『臨界期』と呼ばれる10歳前後の年齢を過ぎると環境に適した耳が完成され、聞き慣れない音は聞こえなくなってしまいます。
母国語のみを聞いていたら母国語の音のみが必要な音と理解し、母国語にはない音は捨てられてしまうんだそう。
その『臨界期』を過ぎる前に英語の発音をたくさん聞いておくと、日本語にはない音も聞こえるようになります。
それを『英語耳』と呼ぶんですよ。
『臨界期』と『英語耳』についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。
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ハーフの子は2言語を赤ちゃんのうちから聞いているので、バイリンガルになる理由が分かりますね。
その『英語耳』を作るためにも、母国語と同じように小さい時から英語を聞かせておくことが大切ということです。
耳で聞かせる英語の方が覚えやすい

上記で赤ちゃんは耳が柔軟で何でも聞き取ってしまうことが分かりました。
また、記憶力を測る研究では、同じ問題を目視のみで勉強したグループと、耳で聞いて勉強したグループと2グループに分かれて回答させたところ、耳で聞いたグループの方が回答率が高かったという結果が出たそうです。
これは赤ちゃんではなく10代以降の年代の方が対象でしたが、この研究結果から目よりも耳で聞いた方が記憶に残りやすいということが分かります。
赤ちゃんのうちはまだ言葉が出ませんが、耳は敏感に働いているので、言葉が話せるようになっても繰り返し同じ言葉を聞いていたら覚えてしまいます。
幼少期に覚えた言葉や歌って大人になっても覚えていたり、テレビのCMをなんとなく聞いているだけなのに、いつのまにか口ずさんでいたりしますよね。

私の娘には、英語の童謡や会話を赤ちゃんの時から今でも聞かせていますが、1歳を過ぎたあたりから一部の単語が言えるようになってきましたよ!
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親も一緒に英語を言ってあげると尚良い

BGMとして繰り返し同じ言葉や歌を流すだけでも、CMのように覚えて口ずさんでしまうことがありますよね。
でも違う研究では、音声や映像のみで言語を聞かせているより、子供に直接その言語で話しかけてあげる方が子供はその言語の吸収が早いという結果も出ています。

ハーフの子にバイリンガルが多いのは、そういう理由もあるからかもしれませんね。
英語が苦手なママパパだったり、日本人同士の両親だとなかなか英語で子供に話しかけるのは難しいですよね。
そんな時は簡単な英単語や歌いやすい英語の童謡から始めるだけでも、とても良いです。
英語の童謡だったら、ゆっくりな歌が多くて日本語でも同じメロディーを使っている歌がいくつかあるので、比較的歌いやすく覚えやすいですよ。
しかも、歌や言葉に手に動きを付けたり踊りをあわせて付けてあげると、さらに覚えが早くなるのでオススメです。

うちでは『きらきら星』の英語版を、日本の幼稚園で踊るような手の動き(分かりますか?(笑))を付けて歌っていたら、真っ先にこの曲を覚えて、少しだけ単語が発音できるようになりましたよ!
童謡はYouTubeでも観られますし歌詞が付いている動画もたくさんあって、お金をかけなくても聞くことができるので、まずはYouTubeなど無料のもので試してみると始めやすいですよ。
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英語の聞き流しだけではバイリンガルにはなれない?

英語の聞き流しは繰り返し聞かせることで子供の耳に英語の発音が吸収されるので、目で見せるよりも記憶に残りやすいです。
でもやっぱり英語を流しているだけでは、情報のインプットのみになってしまいます。
学んだ知識はインプットをしたら頭では理解していても、アウトプットをしないとなかなか身に付かず、時間がたてば忘れてしまう可能性が高いです。
言語は特にインプットして学んだことを、実際に口に出して話してみないと話せるようにはなりません。

日本の教育は今は少しずつ変わってきていますが、基本的に受け身教育なので、なかなか自分で考えて発言するという機会が少ないのも、英語が話せない原因の一つでしょうね。
そのため、英語教材や英語教室などで、アウトプット練習ができるとインプットした英語を自分の言葉で発して、どんどんと身に付けることができますよね。
言語習得にはやっぱりインプットとアウトプットが大切なので、『英語を聞かせたから話せるようになる!』と音声だけに頼るのではなく、聞き流しはインプットの一つとして取り入れて、ちゃんとアウトプットができる機会も見つけてあげましょうね!
インプットとアウトプットが両方できる英語教材がおうちでいつでもできてオススメです。
私が今子供に使っているのは、この教材です。かなり英語の発語が増えてきたので、良い感じにおうち英語が進んでいます♪
良かったら見てみてくださいね。
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英語の聞き流しを上手く取り入れよう!
英語の聞き流しについては、子供でも大人でも言語習得に効果がないという意見もあります。
でも、同じ言葉や音楽を何度も聞いていたら、勝手に覚えてしまいますよね。
特に赤ちゃんの耳は柔軟でどんな音でも吸収する素晴らしい能力を持っているので、日本語にはない音もたくさん聞かせてあげたいです。
『臨界期』と呼ばれる時期までに英語の発音を聞いていると『英語耳』ができるんですよ!
この時期に英語を聞かせてあげることの方が、初めから『効果はない』と決めつけて聞かせないよりメリットが大きいんじゃないでしょうか?
たくさんインプットをしてあげて、その後にアウトプットをする機会を与えてあげるとさらに良いですね。
ママパパや子供がストレスになる程むりやり聞き流しをしなくても良いですが、BGM感覚で日常に少しずつ取り入れていきませんか?
無理なく楽しく英語を学んでいきましょう♪
\私の使っている英語教材!赤ちゃんからでも使えますよ♪/
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参考文献
- 吉永 早苗.「幼児期における音感受教育-モノの音・人の声に対する感受の状況と指導法の検討-」.『白梅学園大学大学院子ども学研究科博士課程 2012 年度学位論文』, 2013, p.1 - 258, https://shiraume.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=7&item_no=1&attribute_id=20&file_no=1(参照 2021年5月22日)
- 榊原 洋一.「【脳と教育】第2回 乳児の言葉の学習と文字能力(前編)」. チャイルド・リサーチ・ネット(CRN), 2012, https://www.blog.crn.or.jp/lab/07/03.html(参照 2021年5月22日)
- 作業療法士学科 夜間部.「メロディーが長期記憶に及ぼす影響」. 大阪医療福祉専門学校, 2016, https://www.ocmw.ac.jp/contents/sotuken/archives/sotuken/41045(参照 2021年5月22日)