最近色々なところで「フォニックス」を聞くようになりましたね。
子供の英語学習には良いと言うけれど、「フォニックス」がまず何なのかママパパ世代には馴染みがない名前ですよね。

私の記憶では、学生の頃に「フォニックス」を学校で習った記憶はありません…。笑
「フォニックス」の内容を見ると、昔英会話教室で歌で覚えたなとなんとなく記憶はありますが、「フォニックス」という言葉は自分の子供の英語教育を調べ始めてから、初めて知りました!
私と同じようにおうち英語を取り入れ始めて、「フォニックス」ってよく聞くけど何?とフォニックスを始めて耳にするママパパはたくさんいますよね。
そんなママパパのためにこの記事ではおの「フォニックス」について、簡単にご説明していきます。
フォニックスには実はたくさんの細かいルールがあって、全て一気に説明をすると訳が分からなくなると思うので、基本的な部分・覚えるならまずこれから。という部分をご紹介しますね。
難しく考えず、気軽に読んで頂けると嬉しいです!
「フォニックス」は子供の英語発音に役に立つので、ぜひ取り入れて「英語耳」を手に入れましょう♪
フォニックスの意味
「フォニックス」とは、英語圏の子どもたちが正しい英語の読み書きを覚えるために、英語のつづりと発音の間の法則から作られた学習方法です。
英語では『Phonics』と書きます。

こんなようことが色んなサイトに書かれているけど、よく分からないですよね…。(;´∀`)
フォニックスの詳しい内容は下部で書いていますが、わかりやすく説明をすると、、
日本語は、ひらがなをそのまま読めば、単語や文章も読めて発音もできますよね。(漢字は別として…。)
でも、英語はアルファベットをそのまま読んでも、単語が読めませんし発音もできません。
たとえば、
りんごの『Apple』だったら、「A」から始まりますが、「エイプル」ではなく「アップル」と読みますよね。
(理解しやすいように「A」だけの発音に注目しています。)
ということは、「A」は「エイ」ではなく「ア」と発音します。(正しくは「ェア」※下の表で説明しています。)
このようにアルファベットの読み方と単語の読み方は全く異なってくるんです。
この発音の仕方を26のアルファベット全部に付けて、単語が発音できるように作られたものを「フォニックス」と呼びます。
単語によって読み方が変わることもありますが、土台はこの「フォニックス」となるので、まずは基礎を覚えておくことが重要です!
フォニックスを身に付ければ、知らない英単語の読み書きもできるようになりますし、発音もネイティブに近いキレイな発音をすることができますよ。

ネイティブの子どもたちがやっているのに、日本人がやらない手はないでしょう!
フォニックスの使い方
フォニックスは、26個のアルファベット全部に読み方が作られています。
<フォニックスの一覧表>
出典:WinBe
これが基本のフォニックスの読み方です。
この発音をもとにアルファベットを組み合わせて、単語を読むことができるようになります。
たとえば、
『BAG』(カバン)だったら、「B(ブ)A(ェア)G(グ)」で「バッグ」
『PIG』(ブタ)だったら、「P(プ)I(イ)G(グ)」で「ピッグ」
となるわけです。
日本語にはない音が多いので、初めはカタカナを見ても発音できないアルファベットが読めないことが多いです。
でも実際にネイティブが発音している音を繰り返し聞くことで、日本人の耳にもその音が定着して発音できるようになるので、初めは「こんな発音記号がある」という程度で見ておけば問題ないですよ。
アルファベットの一部の口の形を表した表も見つけましたので、こちらも参考にしてみてください。
<アルファベットの口の形>
出典:English Hub
この基本的な発音以外にもたくさんルールがありますが、まずはこの基本を知って少しずつフォニックスを身に付けていきましょうね!
フォニックスの学習方法・子供におすすめYouTube動画
子供向けに無料ですぐフォニックスを取り入れるなら、まずはYouTubeを使うのがおすすめです。
基本のフォニックスはYouTubeにたくさん動画あります。
「フォニックス」や「Phonics」で検索すると、日本語や英語の動画がたくさん出てくるので、YouTubeから始めるのが取り入れやすいですよ。
たくさんあるYouTube動画の中でも、子供に覚えさせるにはフォニックスが歌になっている動画がオススメ!
歌になっていたら、お子さんも楽しいですし、フォニックスが簡単に覚えられます。

私も子供の時に英会話教室で覚えたフォニックスの歌は、今でも覚えていますよ! 子供のときに聞いた歌って大人になってもけっこう覚えているものですよね!
子供にあまり動画を観せたくないというママパパなら、音楽だけかけ流しにしてBGMのように流しておくだけでも大丈夫。
子供が小さいうちから英語の発音を聞いておくと、日本語にはない音でも聞き取れる『英語耳』になると言われているので、BGMとして流しておくだけでも効果はあります。
最近では幼児からの英語教育への関心が高まってきていて、小学校就学前から英会話教室に通わせたり、英語教材を使って英語を学ばせるママパパが増えてきていますよね。 2020年からは小学校の英語教育導入が開始 ... 続きを見る
『英語耳』についてはこちらの記事で詳しく説明をしています。
参考幼児からの英語教育って意味ない?子供の英語教育のメリットデメリットを実体験も含めお伝えします
私が実際に使っているYouTube動画をいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
<フォニックスのYouTubeおすすめ動画>
①KidsTV123
②Rock 'N Learn
③Super Simple ABCs
また「『あいうえおフォニックス』英語発音」というYouTubeチャンネルでは、日本語で丁寧に発音方法を説明してくれていますよ。

アニメ動画でとても可愛らしいので、日本語でしっかり学ばせたいという方にはおすすめ!
フォニックスの音楽をかけ流しにしたいときは、30分~1時間以上の動画を出しているチャンネルもいくつかあるので、チェックしてみてください。
私がおすすめする英語の歌かけ流し向けYouTubeチャンネルはこちらの記事でご紹介しています!
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参考ユーチューブの幼児向けおすすめ英語の歌 YouTubeで探す英語のアニメ動画
お子さんに英語教育を始めている、または興味があるママパパだったら、YouTubeでも色々と英語教育できることを探しているんじゃないですか? でも英語系の動画ってたっくさんあって、どれを観れ ...
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まとめ
今の英語学習に、フォニックスは必要不可欠な学習方法です。
せっかく赤ちゃんや幼児のうちからおうち英語を始めるなら、キレイな発音を覚えてもらうためにもフォニックスは取り入れたいですよね。
まずはすぐ取り入れやすいYouTubeなど無料のもので、フォニックスがどんなものかを知って簡単な歌から始めてみると、遊び感覚で楽しくフォニックスを学べますよ!
そして、YouTubeよりももっとしっかりしたものや、他のものでフォニックスを取り入れたいというのであれば、教材やオンライン英会話を取り入れてステップアップしていくという方法が無理なく英語学習を進められます。
ぜひ「フォニックス」と英語教育に取り入れて、ネイティブに近い発音を子供たちに身に付けさせてあげましょう♪